くりたのブログ
山科とうがらし。
京都の夏の野菜の一つ、山科とうがらしです。
とうがらし、と言えば思いつくのは、
夏の京野菜の代表格、万願寺とうがらしが有名なのですが、
実はそれ以外にも、
伏見甘長とうがらし、田中とうがらし、鷹ヶ峯とうがらし、等々、
色んな種類の唐辛子があり、それぞれに個性があります。
そして唐辛子とはいいながら、いずれも甘唐、辛くはないんですよね。
山科とうがらしは、万願寺に比べ、かなり小さめ。
手のひらに軽くおさまるサイズ。
そして、種が少なく、果肉が柔らかいのが特徴です。
万願寺に比べ、傷みやすい気もしますが、
焼いても、煮ても、炒めても、
柔らかいのでやさしい食感が楽しめます。
ちなみに店では、表面を軽く焼いて焦げ目をつけた後、
お醤油をちょっと入れたお出汁にじゅっとつけて、
焼びたしにします!
仕上げに鰹節をちょっと添えて。
夏、限定ですー!