くりたのブログ
鰉(ヒガイ)。
12月ももう折り返し!寒さも本格的になってきている今日の京都です。
昨日、今日はほんまに冷え込んでおります。
どんなくらいかと言うと、
ちっとも寒がりではない大将が、
「カイロはどこやったかな?」と探しだすくらい!
そら寒いはずですね(笑)
さて、この魚、名前を鰉「ヒガイ」といいます。
(写真、焼く作業の前のちょっと可哀想な姿でスミマセン)
現在、日本の数カ所の湖、川で穫れるようですが、
元々は琵琶湖固有種で、写真のものも琵琶湖産。
大きさ、形、共に今の時期焼き物でお出ししてるモロコとよく似てますが、
成長するともう少し大きくなるようです。
モロコよりも全体的に黄色っぽく、鰭の部分に橙色が見え、
見た目とてもキレイな、コイ科の魚であります。
明治天皇がヒガイの味を非常に好まれた事から、
魚へんに皇帝の皇の、この漢字が使われるようになったということです。
骨は少し固めですが、
味は、淡白でありながら、
うま味、苦みのバランスがちょうどよく、美味です。
店では焼いてから南蛮漬にいたします!