くりたのブログ
子持ち鮎。
朝から、さむさむさむさむ言うてます。
どうも寒がりの私のこの時期の口癖の様で、
大将からも、「さっきから、寒い、ばっかり言うてるで!」とご指摘を頂きます(笑)
とはいっても厨房、本当に寒いんですよ。
足下の冷えが尋常じゃないんです。
(厨房の)立ち位置からいって、大将サイドはまだ火を使う事もあって、
暖を取れるんですが、
私サイドは入り口側なので、結構な寒さなのです。
と言い訳をしながら(笑)、今日の京都、かなり冷えております、というご報告です。
昨日辺りからですかね、これぞ12月の冬の京都の始まり!という感じです。
さて、子持ち鮎、です。
仕込み始めたのは少し前で、
すでにお献立に時折登場しておりますが、
じっくりじっくり時間、手間ひまをかけ、甘辛ーく炊き上げております。
実はおせちの中にお入れする一品として準備しているものなのですが、
早いようで、このように店ではおせち料理の仕込み作業を
着々と、粛々とすすめておりまして、
大将も私も、今、頭の中はおせちの段取りの事でいっぱいです(笑)
子持ち鮎、ショウガをきかせたちょうどの甘辛さに、
お箸をいれると骨までやわらかく。
卵の一粒一粒からうま味が口の中に広がって。
今の寒い時期に合うお味ですよね。
おめでたい食材ですので、
店ではお正月あけてから、少しの間お出しする予定にしております!